絵本読んで!
紹介した絵本これまで紹介した絵本
絵本読んで!

今日の読み聞かせ(ひまわり、たんぽぽ)

ひまわり組のお友だちと一緒に「きりんいす」を読みました。
少し長めのお話ですが、ひまわり組さんなら大丈夫と選んでみました。
ぼくの拾ってきたいすがきりんになって、森の動物たちと一緒に遊びます。
まるで想像力を試されているような突拍子も無い発想が面白いお話なのです
子どもたちも不思議ないすに魅了されてお話をジッと聞いていました。
お話が進む中でボソッと聞こえた一言。
「きりんって飛ぶん?」
子どもたちは素直にこの「いす」を「きりん」として認めていることが表れています。
お話を終えると「えーもう終わり?短かった。」と言う声。
子どもたちにとって、長いお話でもあっという間に過ぎてしまった楽しい時間だったようです。

さて、続いて、
たんぽぽ組のお友だちと一緒に「もりのおふろ」を読みました。
継続園児の子どもたちは何度もこの絵本を読んでもらっていて、みんな大好きなお話です。
中でもAちゃんは登場する動物たちのセリフまでちゃんと覚えていて、「はい いいですよー(^^)」と一緒に声を合わせて読んでくれます。
「ごしごし しゅっしゅ」もみんなで言い合い、楽しそうなお風呂の様子を感じている様子。
新しい子たちもその楽しさに触れて、ニコニコの笑顔でした。
「おふろでしゅっしゅってしとうでー」
「おとうさんもあらうんやー」
と、子どもたちもお風呂のことを教えてくれました。
楽しくおふろに入って「いいきもち~」になるといいね。

絵本読んで!

今日の読み聞かせ(さくら)

今日は「おべんとう」を読みました。
読み聞かせを楽しみに待っていてくれるさくら組のお友達。
今日もニッコニコの笑顔でお集り。
持ってきた絵本の表紙が見えると「たまごやきー」「ぼっこりー」とみんな口々に言います。
さて、空っぽのおべんとうばこに何をつめようかな?
みんなが好きなおかずは何かな?
と、そんな期待と楽しみを感じながら読み進めていきます。
だんだんとおべんとうができあがってくると、美味しそうな絵にみんな釘付け。
最後のデザートはいちご!
「いちごとったなー!」って大喜び。
ページをめくるたびに笑顔の子どもたちでした。

やっぱりおべんとうって子どもにとって嬉しいものなんですよね。
お料理しておべんとうつめて、どこへ行く?何する?
そんなワクワクした気持ちになる絵本。
子どもたちも楽しめたようです。

今週末は親子ふれあいデー。
子どもたちはお父さん、お母さんとのふれあいを楽しみにしています。
一緒に食べるおべんとうも、嬉しくて美味しいでしょうね。

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絵本:ふくろうのダルトリー

img103「ふくろうのダルトリー」
作:乾 栄里子
絵:西村 敏雄
出版社:ブロンズ新社

すずらん組のお友だちと一緒に、ダルトリーのりんごをいただきました。

ふくろうのダルトリーが置いたりんごが運ぶ優しさあふれるお話です。
ダルトリーのただ一人の友達はお月様。
いつもお月様が欠けてやせていくのが心配で、元気を出してもらおうと小さなりんごを運び置きます。
翌日には決まってなくなっているりんご。
ダルトリーはお月様がりんごを食べて元気に太っていく姿に安心します。
でも本当は、ダルトリーのりんごは小さな優しさと一緒にいろんなところへ転がって行くのです。
届いた先に小さな幸せが生まれ、そしていつしか、その幸せがダルトリーの元にも届きます。
ダルトリーの小さな優しさが形を変えて人々に届けられる物語。
優しさは知らない間に幸せとなり、生きることを豊かにしていくこと。
そのさり気ない優しさがずっしりと心に響く物語です。

乾さんと西村さんお二人は「バルバルさん」と言うとっても楽しい絵本でも共作されています。
しみじみとした分かりやすい聞かせるお話と、西村さんの優しい絵がとてもよく、物語の最後に描かれている明るく優しい町並みのページがとても光っています。

さて、すずらん組のお友達。
お話の最初からジッと食い入るように見つめます。
こんなに食いついた子どもたちを見たのは久しぶり。
淡々と語るお話もしっかりと耳を傾けて、一言も漏らすまいと聞き入っていました。
お話が終わると、ホゥっとため息。お話の世界に入り込んでいたんでしょうね。
背表紙を見せながら、「これ誰のりんごやったっけ?」と聞くと、
「ダルトリーやん」
「りんご置いといたらころがってええんや」
りんごの行く先に良いことが起こる。
ダルトリーのりんごが次々と幸せを運んでいる様子をちゃんと理解しているようです。

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絵本:だるまさんの

img102「だるまさんの」
作:かがくい ひろし
出版社:ブロンズ新社

りんご組のお友達と一緒に、だーるーまーさーんーの?

「だるまさんが」に続くシリーズの1冊です。
去年も先生にたくさん読んでもらって、継続の子どもたちはよく知っている絵本です。
「だーるーまーさーんーの」に合わせて体を揺らす動作も大好きです。
「め」や「て」だるまさんの体の一部を見つけて楽しむお話。
子どもたちも一緒に自分の「め」や「て」を楽しそうに触ったり指差したりしていました。
「一緒やなー」と声をかけると、「て」をパチンと合わせてみたり、これこれと指差してアピール。
新入園の子どもたちもニコニコでだるまさんを楽しんでいました。

最後の「お」はあれれ?
「ないなー」とKくん。
絵本と一緒に体を使って楽しみました。

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絵本:こねこ

img101「こねこ」
作:岸田 衿子
絵:荻 太郎
出版社:福音館書店

さくら組のお友だちと一緒にねこ遊び。

こねこの遊びを描いた動物絵本です。
荻太郎さんの描くこねこの姿。こねこが毛糸玉であそんだり、ちょうちょうを見つけて飛び上がったり、ねこの特徴をよくとらえていて、動き出しそうな生き生きとした絵が魅力的です。

「ほーら、なにかをみつけたよ」
お話は最初、ねこを観察する視線で進みます。
ところが、
「ちょっと!まってよ!」
お話が進むうちに、いつのまにかこねこの気持ちになってちょうちょうを追いかけている気分になります。

さくら組の子どもたちもこねこの様子をジッと見ていました。
寝転がったり、飛び上がったり、こねこが動き回る姿。
本物の猫をイメージしているのでしょうか、興味深くお話を聞いていました。

この絵本は図鑑絵本と言う分類になるでしょうか。
図鑑絵本というのは、生き物や身の回りの生活のことを観察したり、楽しんだりする内容の絵本を指します。
この絵本もこねこの遊ぶ様子をじっくり観察して楽しむ絵本ですね。
身の回りにある小さな命や不思議に触れることも絵本の役割です。
絵本の中での経験と、現実のものとを比較したり、同じこと、違うことを発見することで世界を知っていく助けになっているのです。

さくら組の子どもたちもこねこのことを知ってくれたでしょう。
読み終えて、さくら組のお部屋から去るときに、
「ねこちゃんばいばい!」
と、絵本のこねこに挨拶してくれたさくら組さん。
とっても素敵です。

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今日の読み聞かせ(りんご)

今日は「おててがでたよ」を楽しみました。
いないいないばあのように現れる楽しい「おてて」や「あんよ」。
見ているだけではなくて、自分の「おてて」や「あんよ」を確認しながら楽しめる絵本です。
こどもたちは絵本にあわせて、ちゃんと自分の「おてて」を見つけてふりふり振ったり、「あたま」をてんてん触ったりしています。
片方のおててだけじゃなく、もう一つのおててもあるって知ってる子もいて、「こっちも」と手を開いて見せてくれるKくん。
ニコニコの笑顔で自分の体を触って楽しんでいました。

読み終えてから、
「あんよあるなー」と言いながら触ってあげる。
おててを合わせてみる。
そんなふれあい遊びへつなげると、子どもたちもますます喜び満足するようです。

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絵本:くっついた

img100「くっついた」
作:三浦 太郎
出版社:こぐま社

りんご組のお友だちと一緒に、楽しく「くっついた!」

とてもシンプルでほのぼのする絵本です。
小さい子どもの大好きなことって何でしょうか?
遊びでも色々な楽しみ方がありますが、どんな遊びでも子どもが一番求めるのは「スキンシップ」ふれあいです。
子どものほっぺをぷにぷに触ってあげるだけで子どもは喜びますよね。
手や体を触れ合って「くっついて」遊ぶことが大好きです。
この絵本では色んな動物が2匹出てきて色んな「くっついた」姿を見せてくれます。
お口でちゅっとくっついた。
お鼻でそっとくっついた。
お手てをぎゅっとくっついた。
最後はお母さんと。
子どもたちはくっつく姿を見てニンマリとしていました。

お話を終えて、最後にせんせいと「くっついた」しよう!と誘うと、満面の笑顔でワッと駆け寄ってくるお友だち。ぎゅっとだっこでくっついた!
少し照れてにじりにじり近づいてくるお友達。お手てでくっついた!
立てるようになったばっかりのお友達もつかまり立ちでくっついた!
おひざに乗ってくっついた!あんよもくっついた!
と、楽しいくっつき遊びになりました。
ふれあうことが子どもたちの何よりの安心につながるのでしょう。
大切にしてくれる人とのふれあいを、たくさんたくさん感じて欲しいと思いました。

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絵本:じゃがいもポテトくん

book「じゃがいもポテトくん」
作:長谷川 義史
出版社:小学館

さくら組のお友だちと一緒に、おいしいじゃがいもいただきまーす!

じゃがいも家族が美味しいお料理に変身する面白いお話です。
じゃがいも一家がそれぞれ別々のお家へ買われていき、ついには美味しく料理されてしまいます。
そして、ある日ある場所で偶然にも一家全員、再会するというストーリー。
じゃがいもが何にお料理されるのかは読んでみてのお楽しみです。

みんな同じように見えるじゃがいもたちも、それぞれ個性的な料理に変身するという面白さ。
じゃがいも料理って子どもは好きですよね。
しかも、そのお料理を食べるのはお弁当。
みんな一緒にお弁当を食べる楽しみと、美味しいじゃがいもを食べられる二重の喜びを感じられるおはなしです。
子どもたちも美味しそうなじゃがいも料理(お弁当)に興味津々。
「おにぎりやなー」「ポテトくんやな」と言い合いながらお話を楽しんでいました。
じゃがいも一家のお名前を言える子もいました。
じゃがいもなのに名前があるって不思議な感じですが、難しい名前を言えるさくら組さんはスゴイ!と思いました。

給食のシチューにはじゃがいもが入っていたんです。
みんな見つけられたかな?

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今日の読み聞かせ(りんご)

週に2回のペースで読み聞かせを行っているりんご組さん。
いつも、先生の来るのを楽しみに待っていてくれます。
みんなきちんとマットの上に座って、ごあいさつもバッチリです。

今日は「てん てん てん」を読みました。
「てんてん」「ぐるぐる」「ひらひら」あらわれる生き物を穴が開くほどみつめる子どもたち。
見たことも無い昆虫がそこにいて、興味を持って見ている様子でした。
かまきりが「かさかさっ」と出てくると「むしー」と声が聞こえてきます。
すっかり春です。
暖かいお外へ誘われてお散歩日和。
行く先々で、絵本の中の生き物を見つけられたらもっともっと興味を持つでしょう。
小さい不思議な生き物が身近に生きているということから、自然に興味を持てればいいですね。
お家でも、遊びに行った先での小さな発見を大切にしてあげてください。

絵本読んで!

絵本:あな

img098「あな」
作:谷川 俊太郎
絵:和田 誠
出版社:福音館書店

とりグループのお友だちと一緒に、あなを掘ってみました。

絵本には珍しい、横長の縦開きの本です。
ひろしがひたすらに穴を掘っていくお話。
おかあさんや友だちがかわるがわるやってきて、ひろしに声をかけますがひろしは気にも留めず穴を掘ることに一生懸命です。
ひろしは一体何を思いながら掘っているのだろう?と不思議に思うお話を、子どもたちはどう感じるのでしょうか。

私がこの本を読むときは、できるだけ淡々と平易に読むようにしています。
と言うのも、詩人である谷川さんのとても分かりやすい言葉、情景を必要なだけの言葉で表現されている日本語を感じて欲しいと思うのが一つ。
それと、お話の中で徐々にひろしの気持ちが変化していることを、子どもたちの気付きの中で感じられるように、それを読み方で妨げないように、という思いからです。

さて、とりグループのお友だち。
同じアングルで描かれた「あな」はその変化がとてもわかりやすく、深くなっているのも見て取れます。
でも、穴掘りの状況が変化していく中で、次々とやってくる訪問者に「またぁ」とちょっと残念な声。。。
むむむ、、、お話の芯が感じられていないのか、、、と、ちょっぴり不安になりながら読み進めました。

読み終えて聞いてみました。
『表紙の絵って何の絵?』
「あなやん」「そら!」「ちょうちょう」と色々意見が出ましたが、Kくんが
「あなから上みたんや」と。
あ、ちゃんと伝わってた。と安心しました。
『じゃあ裏表紙の絵は何やろ?』
「あな!!」「ちゃいろ!」
すると誰かが、「あなのぞいたんや」
ひろしの見た「あな」を表紙に持ってくるなんて、なんだか確信的ですが、ちゃんとひろしのあなが描かれていることが嬉しいですね。
子どもたちも気付いてくれたようです。

この絵本のひろしの気持ちってどんなものでしょうか?
ひたすらに何かを成し遂げて満足した気持ちってどんなものでしょうか?
私にも経験があります。
砂場いっぱいの山を作ってみる。満足いくまで高く。トンネルも掘る。
冷たい砂の感触、指の痛み。暑い日ざしの中、汗だくになって山を作る。
出来上がったときのなんともいえない充実した心地よさ。
みなさんにもきっとそんな経験があるはずです。

穴掘りの場面が進むたびに、ひろしがこれは自分のあなだという思いを強くしていく姿。穴の深さの分、その思いの強さを感じます。
そんな気持ちを酌みもせず、的外れなことを言う人たちの可笑しさがそこにあったりもします。
唯一、おとうさんだけがひろしの行いを認めているような言葉をかけていますね。
おそらく、おとうさんにも同じような経験があったのかもしれません。

あなの中に座り込むと、きっとひんやりと冷たい土の手触り、土のにおいが充満していたでしょう。
ぽっかりと開いたあなの中から見える切り取られた空。
その空はまちがいなく、ひろしのものになった空なのでしょうね。

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