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絵本読んで!

絵本:おいしいみず

「おいしいみず」
作:片山 健
出版社:農山漁村文化協会

とりグループのお友達と一緒においしいみずを飲みました。

「もりのおばけ」の作者、片山健さんの絵本です。
片山さんの初期の作品「もりのおばけ」とは全く画風が違うので驚くかもしれません。
とてもカラフルで楽しそうな動物たちとみずがめさんの心温まるお話です。
普段何気なく行っている水を飲むと言うことが、動物たちの嬉しそうな表情でなんだかとても幸せなことなんだと感じられる物語。
水に集う仲間たちの幸せな様子がよく描かれています。

どの絵本もそうですが、大人は絵本の題材に何かと意味付けをしたり、物語から人の世の教訓めいたものを見出そうとします。
そして、時にはそれを子どもたちに説明し、教え導こうとします。
でも、私はできるだけそういったことは子どもたちの自由な心に任せるべきだと考えています。
大人が解釈した意味を子どもに押し付けるのは絵本の楽しみ方じゃないから、、、、と言うのが単純な理由です。

みずがめさんが嬉しいことはみんなも嬉しいと感じること。
物語の終わりに、子どもたちが「あぁよかったなぁ」と嬉しい気持ちになってくれればそれで良いと思うのです。

子どもたちが年齢を重ね、いつかこのお話を振り返るとき、物事の色々な見かたができるようになっていれば、自然と汲み取る何かを見つけるでしょう。
それが、子どもが秘める力だと思うのです。