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絵本:がちゃがちゃ どんどん

img096「がちゃがちゃ どんどん」
作:元永 定正
出版社:福音館書店

さくら組のお友だちと一緒に、どん!どん!

元永定正さんのオノマトペ絵本です。
元永さんと言うと、不思議な図柄、独特の画風でよく知られています。
不思議な不思議な、記号のような、でも生きているとも取れるシンプルな図案の面白さ。
絵本としても「もけらもけら」(作:山下洋輔、絵:元永定正、福音館書店)や「ころころころ」(作:元永定正、福音館書店)など作品を描かれています。
「がちゃがちゃ どんどん」は絵として表現されたオノマトペの世界。
そこで何かが起きているようなイメージを広げる面白い絵本です。

さて、さくら組のお友だち。
「がちゃがちゃ」「ぽんぽん」「ざあー」「ごーん」
色んな音が形と色を持って表されているのをみて面白く思ったようです。
最初は黙って聞いていた子どもたちも、すぐに出てくる言葉を一緒になって「ぱんぱん!」「ぶわぁ!!」と楽しそうに声に出して繰り返していました。
音を表現する絵、絵からイメージされる音。
そんな不思議で面白い「がちゃがちゃ どんどん」の世界を目から、耳から感じ取ったようです。

ところで、元永さんの手がける作品のようなオノマトペ絵本はどうもみんなの前で読むのが難しいイメージがあります。
絵本と言っても書いてある文は擬音語が主体でお話を語るものではありません。
読み「聞かせる」と言う考えで読むと、読み方でつまずいてしまうのです。
私もこのような絵本を読むときは「聞かせる」ことは潔くあきらめて、言葉と絵を楽しんで読むようにしています。
自分なりの表現で1ページを読んでみて子どもの反応を見てみる。次のページも同じように。
子どもと私の間で楽しいポイントを探っていくような感じでしょうか。
手を振りを使ったり、声のトーンを固くしたり柔らかくしたり、表情も付け加えたりします。
そのうちに、子どもたちは自分でイメージを広げはじめ、自分なりのオノマトペを語りだします。