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絵本読んで!

絵本:こりゃ まてまて

「こりゃ まてまて」
作:中脇 初枝
絵:酒井 駒子
出版社:福音館書店

りんご組のお友達と一緒に、こりゃまてまて。

歩き始めて少し経った頃、1才後半くらいのこどもが、ちょうやトカゲ、ハトを見つけては「まてまて」と追うシーンを取り上げた作品です。
この頃の子どもの行動は、目に入るさまざまな物を興味深げに追いかけて知ろうとします。
多くは逃げられて残念となるのですが、それでもこどもたちの興味、探究心は尽きることがありませんね。
この絵本は単純な言葉に、やわらかい酒井駒子さんの絵が魅力的です。
書かれている文章は短いものなので、読み手がそれぞれ言葉を付け足して読むのが良いと思います。
「ちょうだね。とんできたね」
「にゃんにゃんがいるね。こっちにも」
そうやって、絵本の中の世界を子どもと一緒に共有して楽しむことも大切です。

さて、りんご組さん。
久しぶりの絵本の時間だったせいか、ニッコニコで座って待ってくれていました。
読み始めると、すぐに小さな生き物に反応します。
「ちょうだね、飛んでいくよ」とちょうが飛び去る絵を見て、
「ちょうちょ~」と言いながら、両手を挙げて天井を見上げるMくん。本当にちょうを追っている表現のよう。
ねこやハトと言った身近な生き物にはとても興味を持っていました。
言葉もたくさん出ていましたよ。

りんご組の子どもたちは、毎回、絵本を読むたびに行動の新しい発見があってとても素敵です。

姫路市立美術館では、平成24年6月30日~9月2日まで、「絵本の世界へ旅しよう」と題して絵本作家さんの原画展が開催されています。
私も先日、観覧してきましたが国内外の有名な作家さんの絵を存分に堪能しました。
酒井駒子さんの作品も展示されています。