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絵本読んで!

絵本:すいかのたね

「すいかのたね」
作:さとう わきこ
出版社:福音館書店

すずらん組のお友達と一緒に、すいかのたねを蒔きました。

おなじみ、ばばばあちゃんシリーズの1冊です。
このお話は、ばばばあちゃんがすいかのたねを蒔くところからはじまります。
それをみたこねこが「ばあちゃん、何か隠した」と勘違いし、ほじくりかえして「なんだつまらん。たねか」と、また埋め戻します。
同じように勘違いした、こいぬ、うさぎ、きつねがそれぞれ掘り返しては「つまらんたねだ」と埋め戻すことを繰り返します。
そして、最後にばばばあちゃんが勘違いしてまた掘り返してしまいます。
何度も掘り返されて、芽が出るのを邪魔されたすいかのたねは、とうとうカンカンに怒り出します。

色んな登場人物が同じことを繰り返すことは、絵本のお話の流れとしてよくありますが、このお話の面白いところは、すいかのたねはものすごく怒っている、というところ。
たねの怒りが、つるをぐんぐん伸ばし、大きなすいかの実をごろごろ作り出し、みんなびっくりしてしまうやらあきれるやら。
子どもたちも、ものすごいすいかの怒りに「伸びすぎやー」と驚いていました。

それでも、ばばばあちゃんはちゃっかりしていて、せっかくのすいかだから食べてしまおうと考えます。
「お泊り保育でもスイカ食べたよな」って、子どもたちも、大きなすいかを食べることに大賛成。

でも、すいかを割ると、すいかのたねのどなりごえが!
実の中にできた「新しいすいかのたね」がまだ怒っていたのです。

たねがまだ怒っていることに気付いた子どもたちから笑い声があがりました。
つられて気付いた子からも笑い声。
あきれるほど怒っているすいかのたねに面白みを感じた子どもたち。
いつの間にか、ナンセンスやユーモアに気付いて楽しめるようになってきたようです。