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絵本読んで!

今日の読み聞かせ(とりグループ)

とりグループのお友だちのお昼寝前の読み聞かせ。
子どもたちも楽しみにしてくれているようです。
今日は「とん ことり」を一緒に楽しみました。
少し長い物語を楽しみながら、登場人物の心の動きに共感したり、お話のワクワクドキドキを感じたりすることも子どもたちは大好きです。

『とん ことり』

「あ、またいうた」
子どもたちもこの鍵となる言葉に何かが起こることを期待している様子。
「すみれ」「たんぽぽ」「てがみ」少しずつ、近づいてくる喜びを感じているようでした。
ドアを開け、知らない女の子との出会いのシーンで物語は一気に展開していきます。
こどもたちもドキドキしながら聞いています。
かなえと女の子が、楽しそうに春の息吹にあふれる野原で遊んでいる姿。
そのページをじっと見て
「わぁ、楽しそうや」
と一言。

お友だちと一緒にいることが素晴らしいことだと気付かされる言葉でした。

ところで、とりグループさん。
読み聞かせのあと、お昼寝に入るのですが、「園長先生とギュッてしてから寝る!」と誰が言い出したのか分かりませんが、寝る前の儀式になっているようです(^^;
みんなちゃんと並んで、順番にギュッと抱きしめながら「おやすみ」と一人ひとり声をかけます。
それだけなんですが、本当に嬉しいのでしょうね。
安心しておやすみなさい。

絵本読んで!

絵本:とん ことり

「とん ことり」
作:筒井 頼子
絵:林 明子
出版社:福音館書店

とりグループさんと一緒に、とんことり。

これは春の本なので、少し季節を逸してしまいました。
子どもたちは4月の不安な気持ちから徐々に生活に慣れ、お友達とも一緒に遊べるようになり、楽しい時間を過ごしています。
そんな不安な気持ち、楽しい気持ちの移り変わりを絵本の中でもう一度体験してみてはどうだろう、と思い選んでみました。

主人公の心の動きをよく表現した筒井頼子さんの文、心象風景をそのものを切り取った林明子さんの絵。とても素敵な絵本です。

さて、子どもたち。
読み始めてからじっとお話を聞いています。
引っ越しと言うテーマは、経験したことない子はどんな感じが分からないようでした。
楽しみもあれば、不安な気持ちもあること。
でも、幼稚園を見学に行くかなえの場面で、不安な気持ちを思い出したようで誰かが「お友達?」とつぶやきました。
かなえに共感している様子が伺えます。

「とん ことり」の物音が、何かが起きるきっかけになっていると分かると、「またいうで、ことり」と。展開に期待を持てる子も。さすが、とりグループさんです。

最後の場面は、一転して明るい色調の見開きページ。
言葉はありません。
楽しそうに遊ぶ、かなえとお友達だけが描かれています。
まばゆいばかりの笑顔と、春の陽気。
喜びにあふれている絵で終わります。

子どもたちも、絵本の二人のように、喜びを感じてくれればいいですね。