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絵本読んで!

絵本:にぎりめしごろごろ

「にぎりめしごろごろ」
再話:小林 輝子
絵:赤羽 末吉

とりグループ、ほしグループのお友達と一緒に、にぎりめしをごーろごろ。

地蔵盆にちなんで、お地蔵様の登場する絵本を読んでみました。
赤羽末吉さんの素朴で、いかにも昔話っぽい絵がとても印象に残ります。
さて、今回はとりグループさんとほしグループさんで聞き比べをしてみました。

まず、とりグループさん。
読みはじめからみんなワクワクしながら絵本に集中している様子。真剣にお話を聞いています。
読み終えると、お話を胸いっぱいに吸い込んだあとの、はぁと言うため息。
楽しかったようです。
読み終えてから子どもたちに聞くと、最後の文章「だから、よくばりするもんでねえんだよ」と言う意味もちゃんと分かっていたようで、よくばりじいさんの悪事を見逃していませんでした。
とりグループさんはお話を真正面から受け止めて、一生懸命理解して、楽しんでいるんだなぁと思いました。

お次は、別の部屋でほしグループさん。
この本を読むにあたって、読み方をどうするか考えたのですが、会話が少ない文章は昔話らしく淡々と読みながら、おじいさんのとる行動を少し大げさに表現しながら読みました。
にわとりの真似をしてひざかぶをばたばたっとする場面も、実際に私自身ひざをはたき、にわとりの羽音に似せて「コケッコッコー!」と少し大げさに。
そして、それに驚く鬼の様子も引き立たせて読みます。
すると、子どもたちは「あはは」と笑い出します。
ほしグループさんは、嘘のにわとりに大騒ぎする鬼の様子が可笑しかったようです。
おじいさんが物真似してるだけなのに、バカな鬼だなぁ。
そう、この可笑しさがあるから、よくばりじいさんが思わず「ケラケラッ」と笑ってしまい、鬼に見つかってしまう場面へつながるのです。
ほしグループの子どもたちはその面白さにちゃんと気付いていたことに驚きました。

1才違うだけで、こんなにお話を読み解く力、お話の面白さを理解する力が違うんだと感心しました。

同じ絵本でも、読み手によって感じ方は違うもの。
だから、一度だけ読むのではなく、何度も読んであげたいものですね。