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絵本読んで!

絵本:まゆとおに

img124「まゆとおに」
作:富安 陽子
絵:降矢 なな
出版社:福音館書店

ひまわり組のお友だちと一緒に、やまんばおにぎりいただきます。

富安陽子さんは子ども向けの著書を多数書かれています。
昔話や伝承に登場する不思議な者達を題材した物語も多く、降矢ななさんとのコンビでまゆシリーズを出されています。
降矢ななさんも多数の絵本で絵を描かれています。表情豊かで画面いっぱいに広がる絵、お話のイメージにマッチした絵にとても共感できます。
長谷川摂子さんと共に出された「きょだいな きょだいな」「めっきらもっきら どおんどん」は子どもたちも大好きな絵本です。

さてこの絵本は、やまんばのむすめ「まゆ」とまゆを食べようとする「おに」のやり取りを描いたお話しです。
おにはまゆをうまく言いくるめて煮て食べようとしますが、最後の最後で大失敗。
おにのたくらみなど知らぬまゆが、おにの悪事を砕いてしまう愉快なお話です。
まゆの純粋な心と加減を知らぬ馬鹿力がお話の芯となって、とっても子どもらしい姿を描き出しています。

ひまわり組の子どもたち。
おにがうまく言い訳しながらまゆに言うことを聞かせている様子に「だましとうなー」という声。
ちゃんとおにのたくらみが理解できていて、まゆが危ないことを察知している様子です。
でも、まゆが鬼のたくらみをみごとにかわすと、はーっと安堵のため息。
悪いことが起こらなくてよかった、と思ったのでしょうか、その後のお話の展開にも終始笑顔のひまわり組さん。
純粋なまゆの心に共感したのかもしれませんね。
邪な心は純真な心に勝つことはできない。
屈託のないまゆの笑顔がそれを物語っているようです。