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絵本読んで!

絵本:めっきらもっきら どおんどん

「めっきらもっきら どおんどん」
作:長谷川 摂子
絵:ふりや なな
出版社:福音館書店

たんぽぽ組、ひまわり組のお友達と一緒にどおんどん。

「きょだいな きょだいな」と同作者の絵本です。
現代版昔話のような降矢さんの独特な絵調子と不思議なお話が合わさって、読んでいると自然にお話の世界に引き込まれていきます。
4、5才の子どもたちはこの絵本が大好きで、お話の世界と現実を行ったり来たり楽しんでいます。

今日はちょっと欲張って、3才と2才の子どもたちがお話の世界に入っていく様子を見てみました。
みんな上手に入っていけるかな?

3才くらいだと、物語の最初、お話の入り口からその世界に入り込む子もいますが、多くはまだ気が散漫です。
ところが、3人のばけものが登場すると一転、みんなお話の世界に没入していきます。
不思議な世界、おかしな3人のばけもののお話を、聞きもらすまいとジッと集中。
そうして、物語の終わり、かんたが大きな木の下で立ち尽くす場面で、ハッとお話の世界からお部屋に戻ってくる子どもたち。
お母さんの呼び声で、現実の生活に帰っていく主人公かんたの姿とだぶります。
みんな上手に帰ってきたね、と思いました。

ひまわり組さん「お母さんはどこ?」と言う声。
実はこのお話、お母さんの呼ぶ声はするけれどお母さん自身は登場しません。
物語に登場するのはかんたと3人のばけものだけ。
お母さんの声がきっかけで現実に戻ってくるかんたなのに、その大事なキーマン、お母さんが居ないことに気が付いたようです。
5才さんになると、声だけ登場するお母さんの存在を想像で補うことができますが、3才ではまだ難しいのでしょうね。
でも、ちゃんと「おうちにおるやん」って声もありました。

次の機会に読むときは、もっともっとお話の世界を広げて楽しめるようになるのでしょうね。