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絵本読んで!

絵本:三びきのこぶた

「三びきのこぶた」
イギリスの昔話
訳:瀬田 貞二
絵:山田 三郎

ゆり組のお友達と一緒に、ふぅふぅのふっ!

絵本のおはなしの定番。三びきのこぶたです。
おそらく、私たちの知っている三びきのこぶたのおはなしの原点はこの絵本にあると思います。
わらの家、木の家、レンガの家。
作物を採りに誘うオオカミと、賢いこぶたの知恵比べ。
タルに入って転がって逃げ出すこぶた。
煙突から落っこちて、スープになってしまうオオカミ。
比較的長いお話ですが、端的にまとめられ、挿絵風に絵が入っているのでストーリーにそって理解を進めていくうえでも分かりやすくなっています。

さて、ゆり組のお友だち。
わら、木、レンガの家は知っている子も多かったけれど、後の話を知らない子も居て、新しい発見もあったようです。
あわや、オオカミに出くわしたこぶた。機転をきかせて逃げ出すシーンにハラハラしながら思わず「あーよかった」と声が出ます。
オオカミとこぶたの知恵比べを楽しんでいるようでした。
こぶたが幸せに暮らす姿を子どもたちはイメージできたでしょうか。

オオカミを食べてしまったり、殺してしまうことに対して残酷だと感じられるかもしれませんが、私は命を守ること、命をつなぐことの本質的な残虐性を否定はできません。
生き物である以上、食べていかねばならないし、食べられることもまたあるのです。
安心して暮らせることもまた、そういったものの上で成り立っている、大切なことなのです。
空想の物語でありながらも、リアルに生きる世界を感じるようなお話なのかもしれませんね。