こうえい70周年
9月3日は創立記念日。
子どもたちが保育園の誕生日と、お祝いをしてくれました。
みんなで飾りを作り、園庭で歌い、保育園のお誕生会。
みんなの保育園が少し、誇らしく見えました。
現在の園長宅の敷地にあった古い自宅を改造した木造の園舎。そこが保育園の発祥でした。小さな保育園でしたが、姫路でも古い創立の施設です。
昭和25年9月3日、この日から子どもたちの保育が始まりました。
それから年月は流れ70年。気付けば、昭和-平成-令和と年号も3つ目になっていました。
年代は変われども、泣き笑い、生きるために活動する子どもたちの姿は変わっていません。変わったのは周囲の環境や新しい考え方。
子どもたちは、生まれ落ちた時代の波に飲まれることなく、本能的な生きる姿を隠さずさらけ出し、無垢なまま、素直なまま。
広英保育園はそんな子どもたちに接し、正面から向き合ってきました。
70周年を迎えこの先の時代を考えます。
子どもたちにとって良いこととは何でしょうか。
子どもたちの生きる力を伸ばすにはどうすれば良いのでしょうか。
人は元来、弱いものです。
それを支え合うからこそ、生きていけるのです。
これからの時代、社会発展のなかで失ってきたものをもう一度見つめなおし、取り戻していくことが必要になるでしょう。
社会が、子どもたちのための環境でありますように。