保育方針

ぺたぺたペイント

子どもは生まれながらにして伸びていく力を持っています。
私たちは、その子ども達の伸びる力を信じ、4つの悦びを大切に考えて取り組んでいます。

  • 活動する悦び
    興味・関心のあることに生き生きと取り組むこと。
  • 伸びた悦び
    達成感を味わい、できた喜びを十分に感じられること。
  • 考えてやった悦び
    自分でやりたいことを考え工夫してやりとげること。
  • みんなでやった悦び
    自分の悦びも仲間の悦びも共感できること。

いっぽ一歩

子どもそれぞれに個性があり、成長のスピードもその過程も違っています。
やりたい事がなかなかやれなかったり、考えているうちに時間がなくなったり、友達とケンカになったり、様々です。
しかし「失敗」は「いけない事」ではありません。次のステップへとつながる「大切なプロセス」です。

幼い子どもが歩き始めるとき、私たちが先ずすることは「手を離す」こと。子どもから手を離せば、転ぶことは分かっています。痛い思いをするかもしれません。けれども手を離すのです。
転ばないよう抱っこばかりしていては、その子は歩くことを止めてしまいます。転んだことを認め、起きあがれる力、転ばないよう考える力を持った人になるために、いっぽ一歩を踏みしめていくものです。

私たちは、子どもの成長を支えながら、心身ともに健全に育っていく姿をご家庭と共有し、見守っていきたいと願っています。

知識より生きた知恵

いちご狩り

自然と親しみ、色々な生活体験を積み重ねて行くことによって豊かな知恵が身に付きます。

園庭の樹木や草花、夢前川の河原で虫探しをしたり、花を摘んで飾ったり、英賀神社で木の実を拾ったり。身の回りにある自然の中で色々な発見をします。
「これは何かな?」と興味を持って図鑑で調べたり、実際に生き物を飼うことによって、より生態を知り、身近に感じ、生命の大切さを感じていくでしょう。

農園での種まき、水やり、収穫、そしてクッキング。野菜ができていくその過程で子ども達が関わり、育てること。そして、自然の恵みを頂くことによって食べる大切さを学んでいきます。

また、季節の行事や地域との関わりの中で、様々なくらしの知恵や、長い間ひとが積み重ねてきた文化に触れるように努めています。家族・友達・先生・地域の人々が暖かく見守ってくださっていることを喜び、大勢の人との触れあいを大切にしていきたいと願っています。